2025.03.20

豆知識

住まいをアップデート!リフォームの種類と特徴を徹底解説

「今の住まいをもっと快適にしたい」「ライフスタイルの変化に合わせて住まいを変えたい」そう考えた時、リフォームが選択肢に挙がります。しかし、リフォームには様々な種類があり、それぞれに特徴や費用が異なります。この記事では、リフォームの種類と特徴、費用相場、注意点などを徹底解説し、あなたの理想のリフォーム実現をサポートします。

1. リフォームとは?リノベーションとの違い

リフォームとは、既存の建物の老朽化した部分を修繕したり、内装や設備を改修することで、性能や機能を向上させることを指します。一方、リノベーションは、間取りや配管などを大幅に変更し、住まいの性能や価値を向上させることを指します。

リフォームは、比較的小規模な工事が多く、部分的な改修が中心となります。例えば、壁紙の張り替えや、設備の交換などがリフォームにあたります。これに対して、リノベーションは、住まい全体を大きく変える工事となり、間取りの変更や、断熱性の向上なども含まれます。

2. リフォームの種類と特徴

リフォームは、大きく分けて「部分リフォーム」と「全面リフォーム」の2種類があります。

2.1 部分リフォーム

部分リフォームは、部屋や設備など、住まいの一部を改修するリフォームです。

キッチンリフォーム:キッチンの設備交換、レイアウト変更など
設備の交換では、最新の機能を持つシステムキッチンに交換したり、食洗機やIHクッキングヒーターなどを追加したりすることができます。
レイアウト変更では、壁付けキッチンを対面キッチンに変更したり、アイランドキッチンを導入したりすることで、開放的な空間を実現できます。

浴室リフォーム:浴室の設備交換、バリアフリー化など
設備の交換では、節水機能や保温機能の高いユニットバスに交換したり、浴室暖房乾燥機を設置したりすることができます。
バリアフリー化では、手すりの設置や段差の解消、出入り口の拡張などを行い、高齢者や体の不自由な方でも安全に利用できる浴室を実現できます。

トイレリフォーム:トイレの設備交換、節水化など
設備の交換では、節水型トイレやタンクレストイレに交換したり、温水洗浄便座を設置したりすることができます。
バリアフリー化では、手すりの設置や出入り口の拡張などを行い、誰もが使いやすいトイレを実現できます。

洗面所リフォーム:洗面台の交換、収納スペース増設など
洗面台の交換では、収納スペースが豊富なものや、デザイン性の高いものに交換したり、三面鏡を設置したりすることができます。
収納スペース増設では、洗面台下の収納を増やしたり、壁面収納を設置したりすることで、洗面所周りの物をすっきりと収納できます。

内装リフォーム:壁紙・床材の張り替え、間仕切り変更など
壁紙・床材の張り替えでは、部屋の雰囲気を大きく変えることができます。様々な色や素材から、自分の好みに合ったものを選びましょう。
間仕切り変更では、部屋数を増減させたり、リビングとダイニングを一体化させたりすることで、ライフスタイルに合わせた空間を実現できます。

外装リフォーム:外壁塗装、屋根の葺き替えなど
外壁塗装では、建物の美観を保つだけでなく、防水性や断熱性を向上させることもできます。
屋根の葺き替えでは、耐久性の高い屋根材に交換したり、軽量化することで耐震性を向上させたりすることができます。

2.2 全面リフォーム

全面リフォームは、住まい全体を改修するリフォームです。

スケルトンリフォーム:建物の骨組みのみを残し、間取りや内装、設備などを全面的に改修するリフォーム
スケルトンリフォームでは、間取りを自由に変更できるため、ライフスタイルに合わせた理想の住まいを実現できます。
断熱材や配管なども一新するため、住まいの性能を大幅に向上させることができます。
ただし、工事期間が長く、費用も高額になる傾向があります。

マンションリノベーション:マンションの間取り変更、内装・設備交換など
マンションリノベーションでは、専有部分の間取りや内装を自由に変更できます。
ただし、マンションの管理規約によって、できる工事内容に制限がある場合があります。
配管の位置などを変更する場合は、管理組合の許可が必要になることがあります。

3. リフォーム箇所別の種類と費用相場

リフォーム箇所別に、種類と費用相場をご紹介します。

3.1 キッチンリフォーム

種類:

設備の交換:既存のキッチン設備を新しいものに交換する
システムキッチンの交換:50万円~200万円程度
IHクッキングヒーター設置:10万円~30万円程度
食洗機設置:5万円~20万円程度

レイアウト変更:キッチンの配置を変更する(壁付けキッチンから対面キッチンなど)
壁付けキッチンから対面キッチンへ変更:50万円~150万円程度
L型キッチンからアイランドキッチンへ変更:100万円~300万円程度

収納スペース増設:カップボード設置、床下収納設置など
カップボード設置:20万円~50万円程度
床下収納設置:10万円~30万円程度

費用相場:50万円~300万円程度
キッチンの広さや選ぶ設備、レイアウトによって費用は大きく変動します。
解体工事や配管工事が必要な場合は、費用が加算されます。

3.2 浴室リフォーム

種類:

設備の交換:既存の浴室設備を新しいものに交換する
ユニットバス交換:50万円~150万円程度
浴室暖房乾燥機設置:10万円~30万円程度

バリアフリー化:手すり設置、段差解消など
手すり設置:5万円~10万円程度
段差解消:10万円~30万円程度
出入り口拡張:20万円~50万円程度

浴室乾燥機設置:浴室に乾燥機を設置する
浴室乾燥機設置:10万円~30万円程度

費用相場:50万円~200万円程度
浴室の広さや選ぶ設備、バリアフリー工事の有無によって費用は変動します。
タイル張りの浴室からユニットバスへ変更する場合は、解体工事や下地工事が必要になるため、費用が加算されます。

3.3 トイレリフォーム

種類:

設備の交換:既存のトイレ設備を新しいものに交換する(節水型トイレなど)
節水型トイレ交換:10万円~30万円程度
タンクレストイレ交換:15万円~40万円程度
温水洗浄便座設置:5万円~10万円程度

バリアフリー化:手すり設置、出入り口拡張など
手すり設置:5万円~10万円程度
出入り口拡張:20万円~50万円程度

収納スペース増設:トイレットペーパーや掃除用具の収納スペースを設ける
吊り戸棚設置:5万円~15万円程度
埋め込み収納設置:10万円~30万円程度

費用相場:15万円~50万円程度
トイレの広さや選ぶ設備、バリアフリー工事の有無によって費用は変動します。
和式トイレから洋式トイレへ変更する場合は、解体工事や床工事が必要になるため、費用が加算されます。

3.4 洗面所リフォーム

種類:

洗面台の交換:既存の洗面台を新しいものに交換する
既製洗面台交換:5万円~20万円程度
造作洗面台設置:20万円~50万円程度

収納スペース増設:洗面台周りの収納を充実させる
壁面収納設置:5万円~15万円程度
リネン庫設置:10万円~30万円程度

内装変更:壁紙・床材を張り替える
壁紙張り替え:1万円~5万円程度
床材張り替え:2万円~10万円程度

費用相場:20万円~100万円程度
洗面所の広さや選ぶ洗面台、収納スペースの量によって費用は変動します。
配管の位置を変更する場合は、費用が加算されます。

3.5 内装リフォーム

種類:

壁紙・床材の張り替え:部屋の雰囲気を変える
壁紙張り替え:1部屋あたり5万円~20万円程度
床材張り替え:1部屋あたり5万円~30万円程度

間仕切り変更:部屋数を増減させる
間仕切り壁設置:20万円~50万円程度
間仕切り壁撤去:10万円~30万円程度

収納スペース増設:ウォークインクローゼット設置など
ウォークインクローゼット設置:30万円~100万円程度

費用相場:10万円~数百万円程度(広さや内容による)
部屋の広さやリフォームする範囲、使用する材料によって費用は大きく変動します。
間仕切り変更は、建物の構造によって制限がある場合があります。

3.6 外装リフォーム

種類:

外壁塗装:外壁の塗り替え
シリコン塗装:50万円~150万円程度
フッ素塗装:100万円~300万円程度

屋根の葺き替え:屋根材を新しいものに交換する
スレート屋根葺き替え:100万円~200万円程度
瓦屋根葺き替え:150万円~300万円程度

雨樋交換:雨樋を新しいものに交換する
雨樋交換:10万円~30万円程度

費用相場:50万円~数百万円程度(家の大きさや内容による)
家の大きさや形状、使用する材料によって費用は大きく変動します。
足場の設置が必要な場合は、費用が加算されます。

4. リフォームの流れ

リフォームは、一般的に以下の流れで進みます。

計画:リフォームの目的、予算、希望などを具体的にする
なぜリフォームしたいのか、何に困っているのか、リフォームでどうしたいのかを明確にしましょう。
予算の上限を決め、優先順位をつけることで、スムーズな計画が立てられます。
雑誌やインターネットなどで情報収集を行い、理想のリフォームイメージを具体化しましょう。

業者選び:複数のリフォーム業者から見積もりを取り、比較検討する
複数の業者から相見積もりを取り、費用だけでなく、提案内容や実績、担当者の対応なども比較検討しましょう。
リフォーム業者の得意分野や資格、保証制度などを確認しましょう。
口コミサイトや紹介などを参考に、信頼できる業者を選びましょう。

契約:リフォーム業者と工事請負契約を結ぶ
契約書の内容を十分に確認し、不明な点は必ず質問しましょう。
見積書と契約書の内容が一致しているか確認しましょう。
支払い時期や支払い方法、工事期間などを確認しましょう。

設計・打ち合わせ:具体的な設計や工事内容について打ち合わせを行う
リフォーム業者と綿密な打ち合わせを行い、希望やイメージを共有しましょう。
設計図や仕様書などを確認し、納得いくまで修正を依頼しましょう。
工事中に変更が生じる可能性があることも考慮しておきましょう。

施工:リフォーム工事を行う
工事中は、職人さんとコミュニケーションを取り、工事の進捗状況や気になる点を確認しましょう。
工事中の騒音や振動、臭いなどについて、近隣住民への配慮を忘れずに行いましょう。
工事中に予期せぬ問題が発生した場合は、リフォーム業者と相談して適切な対応をしましょう。

完了・検査:工事完了後、仕上がりを確認する
リフォーム箇所を丁寧に確認し、不具合や気になる点があれば、リフォーム業者に伝えましょう。
設備の動作確認や、清掃の状況なども確認しましょう。
納得できる仕上がりになっているか、時間をかけて確認しましょう。

引き渡し:リフォーム箇所を確認し、問題がなければ引き渡し完了
引き渡し書類や保証書などを受け取り、内容を確認しましょう。
リフォーム後のメンテナンス方法や、アフターサービスについても確認しておきましょう。
引き渡し後も、リフォーム業者との良好な関係を保ちましょう。

5. リフォーム成功のためのポイント

目的を明確にする:なぜリフォームしたいのか、目的を明確にしましょう。
リフォームの目的を明確にすることで、業者との意思疎通がスムーズになり、理想のリフォームを実現しやすくなります。
家族全員で話し合い、リフォームに対する要望を共有しましょう。

予算を決める:無理のない予算を設定しましょう。
予算オーバーにならないように、優先順位をつけ、必要なものとそうでないものを明確にしましょう。
予期せぬ費用が発生する可能性も考慮し、少し余裕を持った予算を立てるのがおすすめです。

業者選びは慎重に:複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。
価格だけでなく、実績や得意分野、担当者の対応なども含めて総合的に判断しましょう。
契約前に、業者の事務所や施工現場を見学させてもらうのも有効な手段です。

希望を具体的に伝える:業者に具体的な希望を伝え、イメージの共有を図りましょう。
雑誌やインターネットの画像などを使って、自分の好みのスタイルやデザインを具体的に伝えましょう。
ショールームに足を運び、実際に設備や素材を見て触れることも大切です。

工事中の確認を怠らない:工事の進捗状況や仕上がりを適宜確認しましょう。
工事現場に足を運び、職人さんとコミュニケーションを取ることで、安心感にも繋がります。
気になる点や不明な点があれば、遠慮せずにリフォーム業者に確認しましょう。

6. リフォームに関する補助金・減税制度

リフォーム内容によっては、国や自治体の補助金や減税制度を利用できる場合があります。事前に確認しておきましょう。

国の補助金制度:「長期優良住宅化リフォーム推進事業」や「次世代省エネリフォーム」など、一定の条件を満たすリフォームに対して補助金が支給される制度があります。

自治体の補助金制度:各自治体でも、独自のリフォーム補助金制度を設けている場合があります。

減税制度:耐震リフォームやバリアフリーリフォームなど、一定の条件を満たすリフォームを行った場合、所得税や固定資産税の減税措置が受けられる場合があります。

これらの制度は、リフォーム費用を抑える上で非常に有効です。事前にしっかりと調べて、利用できる制度がないか確認しましょう。

7. リフォーム後のアフターサービス

リフォーム後も、業者との関係は続きます。保証内容や定期点検など、アフターサービスについても確認しておきましょう。

保証内容:リフォーム箇所や設備ごとに、保証期間や保証内容が異なります。契約前にしっかりと確認しておきましょう。

定期点検:リフォーム後も、定期的な点検を受けることで、不具合の早期発見や、住まいの長寿命化に繋がります。

相談窓口:リフォーム後に何か問題が発生した場合に、相談できる窓口があるか確認しておきましょう。

リフォーム業者を選ぶ際は、アフターサービスの充実度も考慮に入れることが大切です。

8. まとめ

リフォームは、住まいをより快適で理想的な空間に変えるための有効な手段です。この記事を参考に、あなたのライフスタイルに合ったリフォームを実現してください。