2025.08.15

豆知識

熊本の注文住宅で人気!吹き抜けがもたらすメリットとデメリット

熊本で注文住宅を建てる方に人気の「吹き抜け」。
天井を高くし、上下階を一体にする設計です。
空間が広がるため、明るさや開放感も得られます。
そのため、モデルハウスなどでもよく見かける設計の一つです。

吹き抜けは、見た目の美しさに心惹かれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、採用する前には暮らしやすさにも目を向けたいところ。
光や風の入り方、冷暖房の効率にも関わります。

また、設計や建築費用にも影響を与えるため、メリットとデメリットを両面から知ることが大切です。
今回は、吹き抜けの魅力と注意点について解説しますので、ぜひご覧ください。

吹き抜けのメリットとは?

吹き抜けはデザイン性だけでなく、暮らしに嬉しい効果がたくさんあります。
まずは、多くの人が憧れる吹き抜けのメリットから見てみましょう。

明るく開放的な空間になる

吹き抜けの一番の魅力は、空間の明るさです。
上部に窓を設けることで、自然光がたっぷり室内に入ります。
時間帯によって光の表情が変わるのも楽しみのひとつです。

高い天井は圧迫感がなく、心までのびやかに。
たとえ延床面積が小さくても、広さを感じられます。
視線が上下に抜けるため、実際以上の開放感が生まれます。

特に熊本のように日差しが豊かな地域では、吹き抜けのある空間が快適に機能します。
昼間は照明を使わず、自然の光で過ごせることも。

省エネにつながり、環境にも家計にもやさしい設計です。

家族のつながりを感じやすい

1階と2階の空間が吹き抜けでつながることで、異なる階にいてもお互いの気配を感じ取れます。
そのため声が届きやすく、自然なコミュニケーションが生まれます。

特に、子育て世帯には嬉しいポイントです。
例えば、キッチンにいても2階の子どもの様子がわかります。
リビング学習をしていても安心して見守れます。

また、吹き抜けの設計によっては、
2階から1階が見渡せる、見守り空間も実現できます。
家族の距離を近づけ、会話のきっかけも増えていくでしょう。

デザイン性が高い印象的な家に

吹き抜けは、注文住宅ならではの特別な演出です。
空間に吹き抜けがあるだけで、住まいに個性が生まれます。
訪れる人にも印象深く、素敵なおうちですねと褒められることも。

梁を見せる構造や天井にアクセントを加えると、さらにデザイン性を高めることができます。
シーリングファンや照明選びも、楽しみの一つです。

設計の自由度が広がり、好みに合わせた空間づくりが叶います。
ナチュラルにもモダンにも、さまざまなテイストと調和します。

▶︎間取りの決め方で後悔しないポイントについての記事はこちら

吹き抜けのデメリットとは?

吹き抜けと空間のバランスを考えるうえで、見落とせないのがデメリットの部分です。
設計前にきちんと知っておくことで、後悔を防げます。
ここでは、吹き抜けを取り入れる際のデメリットについて見ていきましょう。

冷暖房効率が下がりやすい

吹き抜けは空間が広いため、冷暖房が効きにくい点がデメリットです。
特に冬は、暖かい空気が上へと流れやすくなります。
エアコンをつけても、足元が冷えることもあるでしょう。

また、天井が高くなることで熱が分散し、光熱費がかかるという声もあります。
このような不具合を対策するためには、効率のよい空調設備の導入が欠かせません。

熊本のように寒暖差のある地域では、断熱性や気密性を高めた施工が重要です。
さらに、シーリングファンで空気を循環させるのも効果的です。

音やにおいが階上に届きやすい

空間が上下でつながっている吹き抜けでは、生活音やテレビの音が家中に響きやすくなります。
テレワークや就寝時は、音に敏感な方にとってストレスになることも。

また、キッチンのにおいが2階にまで上がることも少なくありません。
家族がそれぞれの時間を過ごすには、ある程度の音のコントロールも必要です。

吸音性の高い素材を使ったり、においのこもりにくい換気計画を立てたり。
設計時点で対策を講じることで、快適さが大きく変わってきます。

お手入れや掃除がしにくい

吹き抜けの上部には、高さのある窓や照明が設置されます。
そのため、掃除やメンテナンスがしづらくなります。
場合によっては、脚立や専用の掃除用具が必要になることも。

年に数回の掃除であっても手間がかかるほか、照明の交換や窓ふきも簡単ではありません。

将来的な負担を減らすためには、下記のように設計段階での工夫が必要です。

・手が届く範囲の設備を取り付ける
・自動で清掃できるタイプの照明を選ぶ

吹き抜けのある家が向いている人とは?

吹き抜けは、自分たちの暮らしに合うかを見極めることが大切です。
家づくりを行う際に、吹き抜けを取り入れたいと考える時は、向いているか向いていないかを考慮しましょう。
以下では、住まいに吹き抜けを取り入れるのに向いている人と向いていない人を紹介します。

吹き抜けのある家が向いているのはこんな人

・開放感のある空間が好きな人
・室内に自然光を多く取り入れたい人
・家族のつながりを大切にしたい人
・デザインにこだわった住まいを求める人

吹き抜けは、暮らしの雰囲気を大きく変えます。
毎日を明るく、気持ちよく過ごしたい方にはぴったりです。

また、吹き抜けを活かして観葉植物を置いたり、趣味のインテリアを楽しむ方にも人気です。
視線が縦に広がることで、空間演出の幅も広がります。

吹き抜けのある家が向いていないのはこんな人

・電気代や空調効率を重視する人
・音やにおいに敏感な家族がいる人
・掃除やメンテナンスを簡単に済ませたい人
・プライベートな空間をしっかり分けたい人

機能性やメンテナンス性を優先する方にとっては、吹き抜けが負担となる場合もあります。

また、暑さや寒さに敏感な方や、静かな空間を好むご家庭では慎重に検討が必要です。
間取りの工夫や素材選びで改善も可能なので、設計士との相談で対策を立てておくと安心です。

吹き抜けを快適に活かすための工夫

吹き抜けはメリット・デメリットを理解したうえで、暮らしに合わせた工夫を取り入れることが大切です。
ポイントを押さえることで快適な住まいが実現します。
ここでは、吹き抜けのある住まいを快適にする工夫について紹介します。

高気密・高断熱で温度差を解消

冷暖房効率を維持するためには、断熱性が要と言えます。
そのため、外気の影響を受けにくい素材を選ぶことが重要です。
窓・壁・床などの断熱仕様にもこだわりましょう。

また、家全体の気密性を高めることで、室内の温度が安定しやすくなります。
冷暖房にかかるエネルギーも抑えられるでしょう。

さらに、天井にシーリングファンを設けることで、室内の空気をゆるやかに循環させられます。
冬場の暖気を足元に戻す効果も期待できます。

窓の配置と素材にこだわる

吹き抜けには高所に窓をつけるケースが多くなります。
光を取り入れる位置や大きさが、室内環境に大きく関わってきます。

日差しが強すぎる場合には、庇や遮光フィルムなどで調整が可能です。
紫外線カット機能付きのガラスを選ぶと、家具や床の日焼けも防げます。

また、開閉可能な高窓であれば、夏場の熱気を逃がす自然換気にも役立ちます。
その際は、窓の素材と性能にも十分な配慮が必要です。

音とにおいの対策を意識する

生活音やにおいが気になる場合には、床・壁・天井に吸音性の高い素材を使うのが効果的です。
特にLDKと吹き抜けが直結する間取りでは、においの広がりにも注意が必要です。

換気扇やレンジフードの性能を高めるほか、空気の流れを計算した設計で不快感を軽減できます。
空間の仕切り方や設備の配置でも対策が可能です。

熊本の気候に合った吹き抜け設計とは?

熊本の気候は、夏の蒸し暑さと冬の冷え込みが特徴です。
四季がはっきりしている分、住まいの断熱性や通気性が暮らしやすさに直結します。
吹き抜けを取り入れるなら、この気候特性を意識した設計がとても重要です。
ここからは、熊本の気候に合わせた吹き抜けの設計について見ていきましょう。

夏は日差しを遮って風通しをよくする

熊本の夏は湿度が高く、気温も上がりやすいのが特徴です。
吹き抜け上部に設置する窓からの日差しは、室内の温度上昇を招くこともあります。

そのため、軒や庇を設けて直射日光を遮る工夫が必要です。
窓に外付けブラインドや遮熱フィルムを組み合わせると、冷房効率を下げずに室内を快適に保てます。

また、吹き抜けの窓を開閉できるようにすれば、
上にたまった熱を外に逃がす、排熱効果も期待できます。
上下階の温度差を抑え、自然な通風を生み出せます。

さらに風の通り道を意識した間取りにすれば、扇風機やエアコンに頼らず涼しさを得られます。

冬は熱を逃さず、足元を暖かく

夏場は厳しい暑さが続く熊本は、冬になると寒暖差が大きくなります。
日中は暖かくても、朝晩はぐっと冷え込む日が多いです。
この寒さ対策として、断熱性能の高さが重要です。

吹き抜けに設ける窓には、断熱性の高い複層ガラスや樹脂サッシを採用しましょう。
熱の出入りを抑えると、室温を安定させやすくなります。

また、足元の冷えを解消するには床暖房が効果的です。
エアコンだけでは温まりにくい床下をカバーでき、快適さがぐんと高まります。

さらに、シーリングファンを活用すれば、天井にたまった暖気を足元へと循環させることができます。
このような工夫は、少ないエネルギーで家中を暖かく保てる設計です。

冬も夏も、自然の力と機械の力をバランスよく使うことが、吹き抜けの快適さを引き出すカギとなります。

まとめ

吹き抜けは、注文住宅ならではの魅力が詰まった空間です。
明るく開放感のある空間が毎日の暮らしを彩ります。
自然光に包まれる心地よさや、家族とのつながりを感じる設計に魅了される方も多いでしょう。

一方で、冷暖房の効率・掃除の手間・音やにおいへの対策などの注意点もあります。
吹き抜けを採用する際は、メリットだけでなく実際の暮らしにも目を向けることが大切です。

特に、熊本気候の変化や寒暖差がはっきりしている地域です。
そのため、断熱や通風の工夫が住まいの快適性を左右します。
日射の調整や空気の循環に配慮した設計がポイントです。

吹き抜けのある家はただおしゃれなだけではなく、日々の暮らしにゆとりや豊かさをもたらします。
設計段階でしっかりと対策を取り入れれば、吹き抜けの魅力を最大限に活かせるでしょう。

理想の住まいを叶えるためには、吹き抜けの良さと課題をきちんと理解することが大切です。
実際の暮らしと照らし合わせて、後悔のない家づくりを進めていきましょう。

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